秋田県の林業関係者に向けた研修会で、
講演をさせていただきました。
山には行けなかったけど、至るところで秋田杉に触れられた2日間。
国際教養大学の図書館は、無垢材でも開放的な空間が作れるということの証明であり、
「公共空間に木を使う」ということは、やはり、「美しくなければいけない」ということを示しているように思いました。
集成材、CLT、それもいいんですが、美しくなければ、木を使う意味というのは、半減してしまう気がします。
ご縁をいただき、日本のあちこちにお邪魔するたびに、
それぞれまったく違う、木と人と出会います。
なんておもしろい国でしょう!
ある雑誌にこんな文章がありました。
(どなたが書かれたんでしょう、お会いしてみたい)
In Japan, there are too many stands of cedar, cypress and pines. These have become so much a part of Japanese life and culture that, like wines of Europe, some trees have taken on the name of their place of origin, such as Tenryu-sugi, Yoshino-sugi, and Hita-sugi.
日本の木は、ワインのように、地の味がある。
めまぐるしいほどに多様で、豊かな風味があるのです。
and Akita-sugi …