2011年、高知ではじまったサミット。
「全国の同志と出会いたい」「全国の産地を知りたい」の想いが、
実行委員、参加者、そして開催地のたくさんの方のおかげで実現して、気づけば5回目。
のべ約250人の若手が参加したことになります。
私は初回の実行委員長から始まり、毎年実行委員として企画に関わってきました。
林業で生きていくことを考える3日間。
京都では「tradition is innovation」をテーマに、
革新を繰り返して来たからこそ、今ある伝統というものを、感じられるビジネス事例を訪ねました。
京都北山に始まり、美山、京北、そして京都の街へ。
すばらしい講師陣の皆様から、胸が熱くなる、背筋が伸びるお話をいただきました。
目で見て、聞いて、触れて・・・参加者の五感はフル稼働。
また何よりのサミットの魅力は、同志との出会い。
この出会いを求めて、すっかり常連になった人たちもいます。
この道で生きてゆく志をもつ人たちとの出会い。
「友達」とか「仲間」がいても、
じつは、「同志」とは、得難い宝物です。
出会いは人を変えます。
毎年終わるころには、参加者の表情が、興奮気味にキラキラしていく。
着実に、なにか動き出していくのがわかる。
今年で卒業しようと思っていたけど、そんな笑顔や声に触れたら・・・
やっぱり胸が熱くなってしまって、来年も卒業できなさそうだな~と(笑)
しかし、次からは少しポジションを変えて、
この「場」づくりの技術を高めていって、ファシリテーションに徹していく。
それも私の志(ビジネス)に近づく道かもしれない。
私こそが、おそらく誰よりもサミットに人生変えられた一人なのですが、
自分が先輩たちにそうしてもらったように・・
人と人を、次へとつないでいくお節介も大事な仕事。
今年は特に、そんなことを思ったサミットでした。
感謝!!!
*また北山女のコスプレで、ご案内です。樹齢400年の台杉の前で。