数年前に長野は朝日村で出会ったねずこ下駄。
水玉の鼻緒が気に入って、衝動買いです^^
「ねずこ」というと、あまり馴染みがない木ですが、
とても目が詰まっていますが、軽くて、
歩くとほどよく衝撃を吸収してくれながら、サクサクといい音が出ます。
ちょっと近所に用事のときなど、素足で履いてでかけます。
外反母趾がひどい私にとっては、下駄はとてもうれしいお履き物です。
ねずこは水にも強い木なので、
木曽の方に聞いた話では、一時期はコンビニおでんの容器の「仕切り板」に使われていたとか。
どうりでコンビニおでんが美味しいわけです😋
「ねずこ」といえば、木曽五木(きそごぼく)の一つ。
木曽五木は尾張藩が禁伐にした5種類の木。
特に有用なヒノキを伐採されないよう、似た木をすべて指定したのだとか。
★木曽桧のスゴさについてはこちら:「一点の曇りなし!~名古屋城本丸御殿~」
「あさひねこ」で覚えます。
長野で撮った写真がありましたのでご紹介します。
葉っぱの「裏」を見ると、見分けがつきますよ。
●あすなろ
(葉っぱの裏が仮面ライダー(?))
●さわら
(葉っぱの裏が「X」)
●ひのき
(葉っぱの裏が「Y」)
●ねずこ
(裏の模様がない)
●こうやまき
(これは葉っぱの形が違います)
それぞれに材質も特徴があって、我が家の中を探したら、あすなろ以外は全部ありました(笑)
またご紹介したいと思います。
とにもかくにも、ねずこ下駄、気に入っています。
残念ながら作り手さんなどは不明なのですが、見かけたらぜひお試しくださいね^^