土佐から食材がたくさん届いたので、旦那さんの会社の同僚を自宅にお招きして、ホームパーティーをすることに。
カツオのたたきに土佐ジローのお肉に加えて、突然旦那さんが「田舎寿司をつくる!」とはりきり出してしまいました。
おばあちゃんが作ってくれたという田舎ちらし寿司。
それには寿司桶が必要なんだということで、急きょ、東急ハンズに走りました。
ハンズはしっかり木製の台所用品も置いているので魅力的です。
値段は大きさにもよりますが、2,000円台から買えます。
↑こちらがその桶。調理場まであふれだしている酒瓶は気にしないこと(笑)
勝手がわからないので、説明書を読んで、指示通りに、使う前の下準備。
まずはサワラの脂分やくさみを抜くために、たっぷりの熱湯を張ります。
においを嗅いでみたところ、そもそもそんなに気になりませんでしたが、お寿司の味にも影響するかもしれないので念のため。
↑これはサワラの葉っぱ。裏面の白い部分が「X」。ちなみにヒノキは「Y」になります。
サワラは水に強い性質ですが柱などの建材に向かないため、寿司桶や風呂桶の材料によく使われます。
ほんのりピンク色の材は、スギやヒノキのように強く香らないので、木の香りをつけたくない食品を扱う容器には向いていますね。
木の寿司桶や、杉のわっぱのお弁当箱がなぜいいかというと、ご飯の水分を適度に吸ってくれるからベタつかずに美味しくなるのだ、とよく聞きます。
たしかにお湯を張ってみると、サワラの板が吸い上げたのか、木口から水がじわじわと染みてきました。
なるほどなるほど。
お湯が冷めるまで置いておいたら、お湯を捨ててよく乾かします。
そして、お寿司づくりにとりかかります。
クッキングの部分は飛ばします(笑)
旦那さんが、時々お母さんに電話してレシピを確認しながら、一生懸命こしらえてくれました。
土佐の田舎の味は、焼きサバをほぐして入れ、ごまと柚の酢(ゆず果汁)を混ぜ込んだやさしい味でした。美味しいよありがとう!
パーティーのときに寿司桶のままどーんと出すと、ゲストにおどろいて喜んでもらえましたので、そのまま絵になる器としてパーリーピーポーにもサワラ桶はおすすめのグッズです。
使い終わったら良く洗い、乾かして、麻の布に包んで収納しました。
大人数のお寿司を作る機会はあまりないかもしれないけど、チャンスがあればどんどん使ってみたいと思います。
以上、3分クッキングよりもざっくりな寿司桶の使い方でした!