大学時代を過ごしたサークル、「山仕事サークル杉良太郎(すぎよしたろう)」の20周年パーティーのため京都に帰ってきました!
※「すぎよしたろう」と読みますが、みんな略して「すぎりょう」と言ってますw
森林科学科にいても、座学ばかりで現場を知らなかった。山の空気がどんなのか、山の人たちがどんな顔で仕事しているのか・・・。そこで、1回生の秋頃、体育会の部活をやめてすぎりょうに入りました。
月2回ほど、土日に出町柳駅前に朝7:30頃に集合し、ママチャリをこいで鴨川をさかのぼること1時間。「雲ケ畑(くもがはた)」という150人ほどの小さな集落があります。そこで地元の森林所有者さんたちと一緒に、植林から下刈り、間伐などの山仕事をさせてもらうインカレサークルです。
20周年パーティーの前に、OBOGで雲ケ畑を訪ねました。
今でこそいろいろな地域で林業にまつわるお仕事をさせてもらってますが、私の林業人生の原点(源流)はやっぱり、鴨川源流の雲ケ畑で山主さんたちと一緒に山仕事に汗を流したことなのです。
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去年は、人生で初めての山仕事を手ほどきしてくださった山主さんがお亡くなりになり、悲しみに暮れました。
ドイツ視察も一緒に行ったし、結婚式にも来てくださりお祝いの杉玉を作ってくださいました。まちづくりビジョンのお仕事でもご一緒しました。「伐り番・守り番」という林業の永い時間感覚や、山で生きる男の格好良さやさしさを背中で教えてくださいました。お茶目で素敵な、大切なお父さんでした。
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こんな山主さんたちのようになりたい、また少しでもお役に立てたらいいのにと思ったのがその後の道を決めた出発点です。
「山に携わる人と出会いその愛情に触れ、山で語りあえることが幸せ。」
私の人生を満たしてくれるそんな価値観は、間違いなくここで生まれました。
ちなみに林業女子会ができたのも、ここからです。
とっても素敵なサークルなんです。
もし山に関心のある方がいたら、一度遊びに行ってみてくださいね。
●山仕事サークル杉良太郎
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/2980/
●雲ケ畑ってこんなところです「鴨川源流 雲ケ畑」
http://kitayama3.jp/kumogahata/
20年続くってスゴいことです!!
このサークルを作ってくださった先輩方、山主さん、村の方々、関係者の皆様、引き継いでくれている後輩たちに心から感謝申し上げます。